食欲がない時に無理なく続けられる食事法(前半)
まだまだ暑いですが、朝夕は少し涼しい風も吹いてましたね。前回の夏バテチェックでみなさんはどのくらい当てはまったでしょうか?(╹◡╹)今回は夏バテの方もそうでない方も、残暑を乗り切る食べ方をご紹介していきたいと思います。 ①食欲がないときはおかず優先で。酸味や香辛料などを利用して食欲アップ ご飯とおかずをバランスよく食べることは大切ですが、食欲がなく少量しか入らないときは、まずはおかずを食べ、余力があればご飯というように、「おかず優先」で食べましょう。たんぱく質などの必要な栄養素を、より効率的にとるのに有効です。 さらに、おかずの味つけにも一工夫を。梅干しや酢などの酸味、カレー粉やさんしょうなどの香りを利用します。酸味や香りには、唾液の分泌を促す、胃腸の働きを活発にするなどの働きがあり、食欲増進に効果的です。 ・梅干し 梅の酸味の成分であるクエン酸は、唾液の分泌を促して食欲を増進させ、また消化酵素の分泌を促し、消化吸収を助ける働きがある。疲労の原因の一つである乳酸が体内に溜まるのを防ぎ、代謝を活性化させる働きも。 その②は次回に続きます(^^)→


夏バテチェックをして食事対策を
今年の猛烈な暑さもひと段落したようですが、残暑はまだまだ続きそうですね。前回まで夏バテ予防になる夏野菜をご紹介してきましたが、そもそも夏バテとはどういうこと?何を注意していたらいいの?など夏バテについてもう少し掘り下げてみたいと思います(╹◡╹) 夏バテとは、高温や多湿に対応できずに起こる体の不調(だるい、疲れやすい、食欲がないなど)です。しかしシニアの場合、怖いのは、軽い不調が重大な疾病につながること。なので暑さを乗り切る夏の食事法、食欲がないときでも効率よく栄養をとれる食べ方をご紹介します 加齢とともに体のセンサーが衰える。シニアは脱水症状と低栄養に要注意! シニアは、加齢とともに温度を感じる機能が衰え、喉の渇きに気づく感覚機能も低下します。脱水症にならないようふだんから水分補給を習慣づけましょう。 また、夏は暑さで食欲が落ちやすくなります。食欲不振が続くと、体力や免疫力の低下から、歩行などの日常運動機能の低下、持病の悪化、体の衰えなど体調を大きくくずす原因にもなりかねません。夏の低栄養に注意し、一日三食、栄養バランスを考えて食べることが大切


夏野菜で夏バテ対策!(なす編)
夏バテ対策の一つとして夏野菜をとることをご紹介していますが、夏野菜もそう考えるとたくさんありますね。今回はなすについて詳しくみていきたいと思います(╹◡╹) 【なす】 焼く、煮る、浸す、揚げる、蒸す。 どんな料理でも相性抜群の人気者。 旬の時季の新鮮なものなら、アク抜きせずにおいしく食べられます。 ☆なすのポイント ・油との相性がとにかく抜群 ・香りの強い食材がよく合う ・体を冷やすので、辛みを足すとよい なすは夏バテに効果あり 暑さ対策としては、しっかり水分を補給することと、体の熱をほどよく冷ますことが大切なのですが、ナスは体の熱を冷ます働きがある夏野菜のひとつなんです。 ナスの成分は90%以上が水分なので、食べることで身体を内側から冷やしてくれるのです。一方、ビタミンやミネラルはそれほど豊富なわけではないのですが、中には注目の栄養素もあるので、確認してみましょう。 なすのどんな栄養が夏バテに? ナスの主な栄養成分は次のようなものがあります。 ●ナスニン ナスニンは、なすの青紫の色素成分であるアントシアニンの一種で、活性酸素を除去する抗酸化作用

