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プーラビダのあゆみ

これまで多くの方々に支えられてきたプーラビダ、その中での出会いやあゆみを振り返ってみました。

本当に多くの方々との素敵な出会いや笑顔に支えられてきていることを感じます。


訪問看護の仕事について

訪問看護師をしていて最も感動するのは、すべての利用者様が、ご自宅で安心して穏やかな日々を送られている姿を見る瞬間です。特に、ご家族と一緒に、人生の最終章を自宅で迎えるお手伝いをさせていただく機会は、私にとって忘れられない経験となっています。お看取りの時期になると、自分で痰を出せなくなったりして息苦しそうになったりします。そんな時にご家族だけでは不安になってしまいます。そういった場合、夜間や早朝に呼ばれることも珍しくありませんが、チームで協力し、利用者様のもとへ急行します。すぐに吸引して息苦しさを取り除いたり、おむつ交換をして気持ち悪さを取り除いたりすることで、気持ちの良い環境を作ることができます。

 その献身的な姿勢にご家族の方から感謝の言葉をいただくたびに、この仕事を選んで本当に良かったと実感しています。


利用者様との触れ合い

これまで携わらせていただいた中で、印象に残っている利用者様は精神科疾患を抱えている方です。なかなか周囲の方に理解をしてもらえず、生きづらさを感じている人がたくさんいます。そういった方々に私たちは常に寄り添い、一緒に目標を決めて人生をサポートしていきます。そうした看護を続けていると、1人でできる範囲がすごく広がっていきます。1人でできるという事は生活のクオリティが上がっていくということです。就労継続支援に通っている人が、一般的な就労できることもあります。

 私たち訪問看護師は病気の進行を防ぐだけではなく、生活のクオリティもあげることができるんだと私は最近感じています。そして、訪問看護の現場で得た経験を活かして、より良い職場環境を作りたいと考えました。


会社の環境整備

11年間経営してきて嬉しかった事は会社の環境がどんどん整っていったことです。最初はオンコール手当なんて存在しなかったのが、1日もつと1,500円手当がつくようになり、今では1日持つと4,000円の手当を支払うことができています。その他にも企業型DCでの退職金制度を設けることができました。この制度では、勤続年数に応じて毎月の掛け金が増えますが、1番多い人は給与に上乗せして月に5,000円積み立てることができます。最近カブアンドというサービスが現れて、前澤社長が国民全員株主になることを目標にされています。私も同じような考えでプーラビダメンバーの皆さんに株主になってもらいたいなと思い、この制度を取り入れました。

 有給休暇も取りたい時に取れるし、1時間単位で取ることができます。訪問件数の多い正社員には給与に上乗せする形で手当てを支払ってやりがいを持っていただくようにしています。年末年始もみんな協力してくださって、出勤できる人が出勤し、休みをとってプライベートを大切にしつつも、仲間と支え合って仕事をするという環境が出来上がっています。こいった環境は、今までプーラビダに在籍してくれていたメンバー、そして今いるメンバーが作ってきたものです。私1人では絶対に作れませんでした。


組織づくり

訪問看護サービスは、看護師さん、リハビリセラピスト、事務員、看護補助者、こういった人たちの質によって提供するサービスレベルが変わってきます。起業した当初は3人からのスタートでしたが、今では約30名になりました。フランチャイズ加盟店の方々も合わせるともっといます。私は会社経営する中で壁がないフラットな組織を目指して常に経営しています。

 会社の中では社長とは呼んでもらわずに、浦濱さんと呼んでもらっています。そういった組織風土もあって、業務改善の提案を募ったりすると、たくさんのアイディアが皆から生まれてきます。そういう提案や相談に気軽にしてもらえるところが私にとって幸せを感じることです。


これまでを振り返ってみて、プーラビダに関わってくださる皆さま、本当に多くの素敵な人々に囲まれている。とても素晴らしい人生だと思います。

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