夏野菜で夏バテ対策!(きゅうり編)
前回、夏バテ対策の一つとして夏野菜をとることをご紹介しました。今回は夏野菜の一つ、きゅうりについて詳しくみていきたいと思います(╹◡╹)!
【きゅうり】
生食だけでなく、加熱することで新しい発見が。
水分が90%以上を占めるためのどの渇きを癒し、体を冷やす作用も。いぼが多くてとがっているものが新鮮です。
☆きゅうりのポイント
・こってり味の料理をさっぱりさせてくれる
・加熱すると歯ごたえがよいので大きく切って
・豊富なカリウムで体の余分な塩分を排出
暑い夏にはよく冷えたきゅうりを!
「暑い夏にはよく冷えたきゅうりを!」
昔からきゅうりは夏の味覚と決まっていましたが、ハウスで育てられたきゅうりが出回るようになってから年中食卓に並ぶようになり、季節感が失われてしまいました。それでも夏のきゅうり、特に露地栽培で育てられたきゅうりは味がまったく違います。
暑い夏の日にこそ、冷えたきゅうりをバリバリ食べたいですね。もちろんさっと洗うだけで、サラダ、漬け物、酢の物などいろいろなレシピでも楽しめます。
きゅうりには世界一栄養がない!?
「きゅうりには栄養が無い」 と聞いたことはありませんか?ギネスブックにも最も栄養価が低いお野菜として紹介されたこともあるほどです。そう言われるようになったワケは、きゅうりの95%以上が水分で、ビタミンなど目立って多く含まれる栄養素が無いためです。
しかしそんなきゅうりにも大事な栄養素があります。それはカリウム。カリウムは、利尿作用があり、体内のナトリウムを排出して、むくみの解消によく効くといわれます。つまり、体内で不要な塩分を排出するため、血圧を正常に保つ効果があるのです。高血圧の方には、症状の改善が期待できるお野菜です。
さらに、きゅうりの青臭さの正体「ククルビタシン」には抗ガン作用があります。
【まとめ】
きゅうりにはその利尿作用の高さからもわかるように、体にこもった熱を排出し、体を冷やす効果があります。夏バテにも効果があるということです。きゅうりの旬が6月から9月という時期を考えると、旬なお野菜は季節に応じた役割があることがわかり面白いですね。今年の夏はきゅうりを食べて夏を乗り切りましょう!