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魚の脂の酸化を防ごう


 前回は魚の脂を無駄なく摂る調理法をご紹介しました。今回は魚と一緒に組み合わせると栄養のロス防げる食材をみていきたいと思います(╹◡╹)

抗酸化作用の高い食材を使うことで

栄養価がさらにアップする

 魚の脂は酸化しやすい性質があるため、抗酸化作用が高いビタミンC、ビタミンE、β-カロテンなどを豊富に含む食材を組み合わせると、栄養のロスを防ぐことができます。ビタミンCはフルーツ類のほか、赤ピーマンやブロッコリー、水菜などに多く含まれます。ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類や食用油に、β-カロテンは小松菜やにんじんなどの緑黄色野菜全般に含まれます。

 魚と一緒に食べることで、野菜やフルーツのビタミン、ミネラル、食物繊維も同時にとれ、栄養のトータルバランスが整います。

・さば

脂質の含有量が多く、EPA、DHAなどの脂肪酸が豊富。肌や粘膜の健康を維持する働きをもつビタミンB2、カルシウムを吸収しやすくするビタミンDも豊富。

・さけ

EPA、DHAを多く含むほか、カルシウムの吸収を促進して骨の形成に欠かせないビタミンDが含まれる。さけのオレンジの色素は抗酸化力が高いアスタキサンチンによるもの。

・刻み昆布

食物繊維を多く含み、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄分などのミネラルが豊富。生の場合は水で洗って使うが、乾物は水につけて戻してから使う。

【まとめ】

脂がのった魚には必須脂肪酸が多く含まれます。しかし、酸化が早いので、新鮮なうちに調理をしましょう。また抗酸化作用の高い食材と組み合わせて魚の脂を無駄なく摂りましょう(╹◡╹)


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