【講演レポート】ITのプロが驚いた!ITアレルギーの現場が自らシステムを育てる「人が主役のDX」と「心理的安全性」
【講演レポート】ITのプロが驚いた!ITアレルギーの現場が自らシステムを育てる「人が主役のDX」と「心理的安全性」の記事です。

いつもプーラビダを温かく支えてくださる皆様、本当にありがとうございます。代表の浦濱です。
10月25日発売の『Forbes JAPAN』に掲載していただき、社内外からたくさんの嬉しい反響をいただいている真っ只中ですが、私たちは新たな一歩、そして新たな発信の場をいただいてまいりました。
10月28日、ユーオス・グループ(UOS)九州支部様にお招きいただき、IT業界のプロフェッショナルである皆様に向けて講演をさせていただきました。
当日は22名のICT関連企業の経営者や開発者、コンサルタントの皆様にお集まりいただき、熱気あふれる非常に有意義な時間となりました!
演題:人が主役のDXストーリー ── ITのプロが見落とす「現場のリアル」
今回の講演でお話ししたのは、数百万〜数千万の専門システムを導入する話ではありません。
ITとは最も遠い場所にいた「ITアレルギーの看護師たち」が、なぜ月額約2千円〜のGoogle WorkspaceとAIを使って自ら業務アプリを開発し、離職率を激減(83.3%➔7.7%)させ、過去最高益を達成できたのかという、私たちの「泥臭い組織変革のリアル」です。
システムを「売る側(ITベンダー様)」が普段なかなか聞くことのできない、「使う側(現場)」の本当の心理と本音について、失敗談も交えて包み隠さずお伝えしました。
- 「新機能の凄さ」は現場を置き去りにし、敵意を生む。
- もっとも深い痛み(月末の報告書地獄など)を1点突破で解決することこそが、全員を巻き込む鍵。
- DXの真の目的は、効率化によって生まれた「心のゆとり」をケアの品質向上に繋げ、利益をスタッフに還元すること。
これらプーラビダが実践してきた「5つの提言」に対し、ITのプロである皆様が何度も深く頷いてくださっていたのが非常に印象的でした。
IT企業の方々と挑んだ「心理的安全性」ワークショップ
講演の中盤では、私たちが組織づくりの土台として最も大切にしている「心理的安全性」を体感していただくワークショップを実施いたしました。
ロジックや技術を重んじるIT会社の方々にとって、こうした「感情や心理」にフォーカスしたワークは新鮮だったようで、
「社内の心理的配置やコミュニケーションを考える上で、非常に本質的な体験になった」
と、大変嬉しいご好評をいただくことができました。
「自分のキャラクターでは、風土改革は難しい…」というお悩みに対して
講演後には本当にたくさんの質問やご意見をいただき、懇親会でも熱いディスカッションが続きました。
その中で、ある参加者様からこのような切実なご相談をいただきました。
「社内の風土を良くするためにコミュニケーションが必要なことは痛いほど分かっている。しかし、自分はそういうキャラクターではないので、気さくに話しかけたりするのは難しい…」
私は、このお悩みに深く共感すると同時に、こうお答えさせていただきました。
「最初から特別なリーダーシップを発揮したり、無理にキャラクターを変えたりする必要はありません。大切なのは、日々のちょっとした『雑談』や『何気ないコミュニケーション』の機会を意図的に、仕組みとして作ることです。
大きな変革を狙うのではなく、挨拶に一言添える、昨日あった嬉しかったことを共有する、といった小さな雑談を積み重ねることで、組織の風土は少しずつ、しかし確実に変化していきます。」
「気合や個人のキャラクター」に依存するのではなく、コミュニケーションが自然と生まれる「仕組み」と「余白」をデザインすること。それこそが経営者の役割であり、プーラビダがGoogle Chatなどのデジタルツールを使って仕組み化してきたことでもあります。
最後に
今回、ITの最前線で活躍される皆様に私たちの事例をお届けできたことは、プーラビダにとっても大きな学びと刺激になりました。
「システムを入れて現場が疲弊する」という悲しいミスマッチを世界から無くし、「テクノロジーを使い倒して、人がもっと幸せになる現場」を日本中に増やしていくために。
私たちはこれからも自らの現場を磨き続け、そこで得た実践知を惜しみなく社外に発信してまいります。
お招きいただきましたUOS九州支部の事務局の皆様、そしてご参加いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
