【コラム】食欲がないときは、無理に食べない
朝夕が肌寒くなってきましたね。空気も乾燥し、風邪やインフルエンザにもかかりやすい時期なので体調に十分気をつけて下さいね(^-^) さて 今回はそんな風邪をひいたときや不調を感じた時に、食欲が無くなったらどうしたらよいかお話ししていきたいと思います。
食欲がないときは食欲が出るまで待つ
自然療法を提唱するドイツの医科大学の教授は「世界には2人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ」という言葉を残しています。これは、食べなかったり、熱を出したりすることで、カラダが自分で回復しようとしていることを指しています。たとえば風邪の場合、食べるエネルギーを節約して、ウイルスを撃退します。食べないことで、カラダの回復も早くなるのです。「食べないと元気にならない」「少しでも食べたほうが病気の治りが早い」というのはある種の思い込みです。「今日はいつもより疲れたな...」と感じたら、試しに食事を抜いてみると、疲労が早く抜けるのを実感できますよ。
食欲がないのに無理に食べる必要はありません。食欲がわかないのは胃腸が弱っていることをカラダが訴えているからかもしれないのです。本当に空腹を感じるまでまってみましょう。
自分の体調に応じましょう
食欲のないときは食べない勇気を!
必ず3食食べなくてはいけない決まりは、どこにもありません。
食欲がなければ無理に食べなくても良いのです。
ただし、脱水症状を起こさないよう、温かい飲み物などで水分補給をしましょう。
【まとめ】
・無理をして食べると、胃腸へのストレスで消化不良になる。
・「食べすぎる」「食が細くなった」など、食欲に関する悩みは不調がある証拠。
カラダ、心を点検してみましょう。