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【講義レポート】食べる喜びと生きる意欲を支える〜折尾愛真 看護科の学生たちと考える在宅看護〜

  • 6 日前
  • 読了時間: 3分

本日は「地域・在宅看護の実践」の講義2日目が無事に終了しました。今回のテーマは、人間が生きていく上で欠かせない「食事と排泄」です 。特に在宅ケアにおける「食べるということ」について、折尾愛真学園 看護専攻科の学生さんたちと深く考える有意義な時間となりました。 看護専攻科のホームページはこちら👇


講義の中では、経管栄養から「経口摂取(口から食べること)」へ移行する際のメリット・デメリットについて、学生たちから活発な意見が出されました。


経口摂取における学生たちの鋭い視点

  • 経口摂取のメリットとして、ADL(日常生活動作)の維持や向上が挙げられました。


  • 味がするものを美味しく食べられるという、食べる幸せを感じられるという意見が出ました。


  • 家族と一緒に食卓を囲むことで、人間らしさを取り戻せるという声もありました。


  • 栄養の管がなくなることで病気という感覚が薄れ、見た目が良くなるという意見もありました。


  • 管による皮膚トラブルの減少や、下痢が少なくなるという身体的なメリットも挙げられました。


  • 一方でデメリットとして、誤嚥(ごえん)のリスクが高まることが指摘されました。


  • 食事中の見守りが必要になり、介護保険の単位や人員確保の難しさという現実的な課題にも目が向けられました。


  • 安全な食事を支えるためには、看護師だけでなく言語聴覚士(ST)や介護福祉士、栄養士、歯科衛生士などの多職種連携が不可欠であることも確認しました。


もし「1万円」を使えるとしたら?学生たちが描く利用者様の笑顔

講義の後半では、「もし利用者様のために1万円を使えるとしたら、何を叶えたいか?」というテーマでアイデアを出し合いました。学生さんたちからは、優しさとユーモアにあふれる素敵な回答が続々と飛び出しました!

  • 特別な食事の体験: 家にシェフを呼んでリクエストに応えたコース料理を振る舞う。

  • 美味しいもののプレゼント: 利用者さんの好きなおやつや、高級なごはんを買っていく。

  • 非日常の思い出作り: 高齢者の方が家族との時間を作れるよう、グランピングやバーベキューを企画する。

  • 外出の楽しみ: 日帰りの温泉旅行や、日本国内の有名な観光地へお連れする。

  • 心弾むショッピング: 外出気分を味わうためにアウトレットで洋服やインテリアを購入する。

  • 美容と身だしなみ: 女性の利用者様へ、手持ち鏡やコスメ、くしなどの美容グッズをプレゼントし、美容室に行って「美容DAY」を満喫してもらう。

  • 自宅でのイベント: お庭で花火をしたり、出店風の買い物体験を提供する。

  • 生活の質(QOL)の向上: マイ枕やちょっといいマットレスをプレゼントして快適に過ごしてもらう。

  • 自立の支援: 持ちやすい工夫がされた食事用の自助具をプレゼントする。

  • 体験と愛着: 陶芸教室を体験してもらい、自分で作ったコップで飲み物を飲んでもらう。


おわりに

在宅看護では、単に医療的なケアを提供するだけでなく、利用者様とそのご家族の「生きる意欲」を引き出し、生活にメリハリをつける視点が非常に大切です。今回、学生さんたちが考えてくれた「1万円の使い道」は、まさにその人の人生を豊かにするための素晴らしい看護の視点そのものでした。


この温かい心を持った学生たちが、将来素敵な看護師として地域で活躍してくれる日が今からとても楽しみです!

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プーラビダメンバーを含めた、すべての方に100%の生き方を。

代表取締役 浦濱 広太朗

 
 
 

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