ボディメカニクスとキネステティクス
こんにちは、代表取締役の浦濱です!
昨日は午後から折尾愛真学園の看護学生へ向けて、「移動の支援、清潔ケア」を講義しました。
昨日は実習室を使用しましたが、ナース服に着替えた彼氏・彼女たちを見て、あともう一歩で看護師として働くんだな~楽しみだな~なんて感慨深く見ていました。
いつも教室で授業を受けている顔とはまた別の引き締まった顔だったのでしっかり看護師としての姿勢も学んでいるように感じました。
さて今日の内容は、
私が東京の大学病院で学んだボディメカニクス(キネステティクス)の応用編をしっかり伝授することと、ベッド上でのシャンプーのやり方です。
ボディメカニクスとは、人間の身体の仕組みのことで、それを利用して楽に姿勢を変える技術を身につけます。
じつは看護師が動く時に楽だと、患者さんも楽なんですね~。
寝た状態から簡単に座らせたり、
ベッドからずり下がっている人を簡単に上に引き上げたりできるんです。
簡単に横に移動させたりもできます。
寝ている人を、右足だけ動かすだけでうつ伏せにできたりもします!
そしてそして、なんと看護師が視線を下ではなく上に向けるだけで力の入り方が変わったりします。
視線の向きだけで...!
今日はそんな不思議な体験を学生さんに味わってもらいました。
ボディメカニクスの基本は、
1.足を広げて支持基底面積を広げること。
2.膝を曲げて重心を低くすること
3.相手にできるだけ近づくこと
4.身体をコンパクトにまとめること
5.足先を動作の方向に向けること
6.手先だけではなく全身を使うように大きな筋肉を使うこと。
7.ベクトルの法則
8.トルクの法則(てこの原理)
です。
今回は盛り上がって楽しかったから良かった^^
介護職・医療職は腰痛が大敵ですから、
これから55年ほど働く彼ら彼女らにタメになる学びになっていればとっても嬉しいです。
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すべての方に100%の生き方を。
プーラビダ株式会社
代表取締役 浦濱 広太朗