賢く血糖値コントロール③
✿栄養コラム✿ 前回、おやつの血糖値コントロールについてみていきました。 今回は外食時での知っておきたいポイントについてお話したいと思います(╹◡╹) 【外食】 先におかずを食べてから炭水化物が食べれる定食がいちばんおすすめ。ただし、どんぶりものを食べるときは、小鉢や汁物をつけて、それから食べていきましょう。汁物は、あれば豚汁が◎。豚肉や油揚げのたんぱく質、炒めたときの油、きのこやごぼう、ねぎなどの食物繊維が入った、まさに血糖値コントロールに理想的な汁物といえます。 〈Q.選ぶならどっち?〉 ・牛丼or親子丼 A.親子丼 2つとも糖質が多い甘辛味ですが、親子丼なら鶏肉と卵でたんぱく質がしっかりとれるので選ぶならこちら。また、牛丼は砂糖の量が多いため、血糖値が上がりやすい味付けです。 ・天ぷらorフライ A.フライ 揚げ物は腹持ちがよく、肉や魚介と油がいっしょにとれるので、じつは食べてOK!ただし、天ぷらとフライなら、衣の粉が少なく、かむ回数がより多くなるフライのほうに軍配が。衣のない素揚げならベスト! ・蒸しシュウマイor焼き餃子 A.焼き餃子

賢く血糖値コントロール②
✿栄養コラム✿ 前回、朝食においての血糖値コントロールのポイントをご紹介しました。 今回はおやつについてみていきたいと思います(╹◡╹) 〈おやつ〉 糖質が多いおやつは、食事制限中は控えたいもの。とはいえ、がまんせず食べたいときも…。たまのごほうびとして食べるなら、牛乳や卵などのたんぱく質や、ナッツによる脂質がとれるものがおすすめ。市販の低糖質おやつをセレクトしても◎。なお、キウイやりんごなどの果物は食物繊維を多く含み、果糖は血糖値が上がりにくいので、満足できるならこれがベストです。 【Q.選ぶならどっち?】 ショートケーキorチーズケーキ A.チーズケーキ チーズケーキは生地にチーズや牛乳が練り込まれ、たんぱく質を多く含んでいます。小麦粉の量もショートケーキに比べて少ないので、血糖値を上げにくいのはこちら。同様に、牛乳と卵が入ったプリンも高たんぱくなのでおすすめ。 ラクトアイスor高脂肪アイス A.高脂肪アイス 高脂肪アイスとは、表示に「アイスクリーム」と書いてある、乳脂肪分たっぷりのアイス。一方でラクトアイスは、乳脂肪などのたんぱく質や油は少


賢く血糖値コントロール①
✿栄養コラム✿ 忙しくて作れないときや、外食を楽しみたいこともありますよね。そんなときも、「たんぱく質」「油」「食物繊維」をキーワードに選べば、血糖値コントロールは可能なんです。そのコツと選び方を知り、ふだんの食事を見直していきましょう。 〈朝食〉 朝は夕食から時間があき、空腹状態。そのため、血糖値を上げにくくするためにひと工夫を。たとえば、卵かけご飯にごま油をかけたり、食パンやバケットにオリーブオイルをつけて食べましょう。また、卵やサラダチキンなど手軽で優秀なたんぱく質を取り入れたり、糖質を控えた市販のパンを利用するのも手です。 (Q.血糖値コントロールに適しているのはどっち?) 食パンorクロワッサン A.クロワッサン バターがたっぷり入ったクロワッサンのほうが、腹持ちがいいのでおすすめです。ただし、そのぶんカロリーはあるので、食べすぎには注意。食パンなら、バタートーストにしたり、オリーブオイルで油をたして食べて。 レタスサンドorカツサンド A.カツサンド 一見ヘルシーに思えるレタスサンドですが、正解はカツサンド。揚げた時の油、肉のたんぱく

