🏥 学会参加報告:11年目の訪問看護ステーションが目指す未来
令和7年11月29日、30日、日本在宅看護学会に参加しました。そこで得た学び、内省、そしてそれを自社(プーラビダ)にどう落とし込むかを、セッションごとに報告します。 1. 🎤 学術集会長講演:「目標を叶える看護」への進化 学術集会長の講演では、「在宅医療の質の向上と、その先の患者様の自己実現」をテーマに、訪問看護が担うべき役割の進化が示唆されました。 項目 学びと言語化(講演内容) 内省と課題 実務への示唆&自社への落とし込み 患者様の目標 ADL、IADLを拡大し、「不幸にならない」にとどまらず、 その人の目標を叶える 看護へ。 介護保険分野の利用者様の目標を 看護計画に載せる仕組みが未熟 だった。100%の生き方を証明する データ取得の必要性 。 全利用者様の目標にその人の声を載せる 仕組みを作る。 在宅日数の自動データ取得 を開始する。 Hospital at Home 病院と同等レベルの急性期医療を在宅で行うシステム。NP(特定看護師)の活用。 特定看護師は在宅医と競合する可能性があり、 地域の必要性を調査する必要 がある。(特に在宅医


20億円の被害も。DXと表裏一体の「医療情報セキュリティ」を学んできました。
こんにちは、浦濱です。 プーラビダグループでは、Google活用などによる業務効率化(DX)を推進していますが、DXは「利便性」と「安全性」が両輪であってこそです。 この度、DXを進める上で最も重要な「守り」の部分を強化するため、 「令和7年度医療情報セキュリティ研修」 (厚生労働省委託:一般社団法人ソフトウェア協会主催)を受講しました。 ■ 「まさか」が起きた時の恐ろしさ なぜ、今セキュリティなのか。 皆様もご記憶に新しいかもしれませんが、大阪のある病院では、サイバー攻撃により 約20億円もの甚大な被害 が発生しました。 もし、私たちのステーションで同様の被害が起きたらどうなるでしょうか? 電子カルテが使えず 、すべて「紙」でのアナログ業務に戻る 国保連へ請求ができず 、ステーションにお金が入ってこない 緊急時に 患者様のご家族へ連絡が取れなくなる 過去の検査データや看護記録が 一切把握できなくなる 考えるだけでも恐ろしい事態です。 「いったいこの状況がいつまで続くのか…」と、現場で働くスタッフさんたちにも、計り知れないストレスがかかってしまい


経営者が「攻め」に集中できる本部であるために。~プーラビダのDX戦略~
訪問看護ステーションの経営者の皆様。 日々の運営、本当にお疲れ様です。 「スタッフが入力作業に追われて疲弊している…」 「拠点が増えたら、業務プロセスがバラバラで管理しきれない…」 「目の前の業務(深化)に追われ、未来の事業(探索)に時間を割けない…」 そんな悩みを抱えていませんか? ■ なぜ私たちが「DX」を学ぶのか 私たちは昨日、西日本シティ銀行様主催のDXセミナーに参加してきました。 なぜ、訪問看護の私たちがDX(デジタルトランスフォーメーション)を学ぶのか。 それは、加盟してくださるオーナー様が「プーラビダを選んでよかった」と心から思える、 最強のサポート体制 を構築するためです。 ■ 「見えない資産」を「最強の業務インフラ」へ セミナーで最も共感したのは、「ノウハウを価値に変える」という視点でした。 プーラビда本部が持つ「見えない資産」——それは、これまでに培ってきた看護ノウハウ、運営のコツ、そして成功も失敗も含めた膨大なデータです。 私たちは今、この「資産」を最新のデジタル技術で「見える価値」に変え、加盟店様がすぐに使える**「再現




