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秋の魚は食べるサプリ!


 食欲の秋ですね。さんまやさばなどの青魚、脂がのってくるさけやはまち、まぐろは味も栄養もグンとよくなります。魚の脂肪に含まれる成分には高い健康効果が認められ、食べるサプリといわれるほど。今月は魚の脂肪の健康効果をご紹介します。

魚の脂にはEPA、DHAなど食べ物からでしかとれない成分がたっぷり

 魚の栄養で特に注目されているのは、魚の脂質に含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)という脂肪酸です。脂肪酸とは脂質が体内で消化分解された成分で、EPAとDHAはそれぞれ脂肪酸の種類です。

 EPAは血液の粘土を健康に保ち、血栓をできにくくする、脂質異常症を予防するなどの作用が認められています。またDHAは、脳や神経系の細胞に豊富に含まれており、さまざまな研究が進められています。どちらも人の体ではつくることができないので、食品からとらなければならない栄養素です。

・まぐろ

 EPA、DHAは魚の脂質に多く含まれるため、赤みよりも中トロや大トロなど脂の多い部位を選ぶとより効果的に摂取できます。そのほか、たんぱく質の代謝を助けるビタミンB6や造血作用のある鉄分が豊富。

【一緒に摂ると効果的な食品】

・レモン

 EPAやDHAの酸化を防ぐビタミンCが豊富。熱に弱いため、できれば生でとるようにしたい。レモン汁は大さじ1だけでもかなりのビタミンCが摂取できるので、こまめにとるとよいでしょう。

【今回のまとめ】

秋の魚は美味しく、健康効果も抜群なので積極的に食べていきたいですね!次回は栄養を考えた理想の食べ方などについてお話していきたいと思います(╹◡╹)


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