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意外と知らない精神科看護!!!

こんにちは!プーラビダの何でも屋こと事務長 舩川です!


天気が良くない日は足元が寒くなり、寒がりな私は遠赤ヒーターを引っ張り出して来た今日この頃です☺️

皆様はいかがお過ごしでしょうか?


さて先日、浦濱さんのお知り合いで、ご自身も東京の訪問看護ステーションで管理者をされていた佐藤様に精神科看護について研修をしていただきました。


精神疾患を抱えた方は年々増加傾向にありますが、入院される方は減少しています。

という傾向を踏まえて、今後ますます訪問における精神科看護の重要度は増してくると思いますので、いま一度皆んなで勉強したいなという事で企画させていただきました。


佐藤様の情報は後ほどご紹介させていただきますので、覗いてみてください😎


とにかく一言で言えば、精神科看護のスペシャリストです!!!

知識はもちろんのこと、ご自身で経験されてきたからこそ培われているノウハウの幅広さに驚かされました😂


全部は載せれないですが内容をかいつまんでピックアップしてみると、


精神科看護の目的とは「自律性の回復を通して、その人らしい生活ができるよう支援すること


こちらから何もしない。あえて何もせずに見守る。言い方は悪いかもしれませんが死なない程度に痛い思いをすると、こうならないためにどうすればいいかとご利用者様自身が考えることができる。

こちらからは何もしないのですが、そこで起きていることは全てアセスメントしています。

ご利用者様が「自己選択」をしたらこちらから指示をしたりはしません。

ご利用者様に対して、自分の体験談を話すのは良いとは思いますが、コントロールをしようとはしません。


訪問看護は2者で話す。その間にある起きた事実を本人と一緒に客観的にみる。

二項関係を三項関係にする。

例えばご利用者様に対して「薬飲まなかったからこうなったでしょ!」とは言わないようにする。

あくまで待ちながら伴走していく。

目の不自由な方に対する伴走のように、その方自身の力で走ってもらう。

その為にそばで声をかけ続けることが大事です。


精神疾患の方に訪問させていただくには、算定要件の研修を終了しないといけません。

(佐藤様は日本精神科看護協会・東京都訪問看護ステーション協会の算定要件研修も、一部担当されてるみたいです🫢)

ですが研修と実際にご利用者様にいくのとは全然状況も違います。

その方一人一人に合ったサポートの方法がある。それは誰しもが感じることだと思いますし、だからこそ精神科の対応の複雑さに悩んだりもします。


その中で、一番初めに何もしないと聞いた時は、目が点でした😳

知らない事も、なるほどなという事も、驚くような対応方法もあり、おそらく皆さん考え方が180度変わったのではないかと思います。

一連の流れから、その後の経過まで実際の事例をあげていただいて、とてもイメージもしやすかったです。


内容が濃すぎて全然時間が足りず、まだまだ色んなお話をお聞きしたいと、今後も何回かに分けて勉強会を開催していただくことになりました🙇‍♂️


現在、プーラビダでは様々な勉強会に積極的に取り組んでいますし、今後もどんどん強化していくつもりです。

勿論学んだ事が自己の成長にもなり、またそれが利用者様や周りの方々の為になる。

そういう事もあって、プーラビダとしてもスタッフさん達の学びたいという気持ちに対して、サポートしていく制度を取り入れています。

プーラビダのスタッフさんだけでなく、関わってくださる方々も皆んなで成長していけたら嬉しいなぁと思っております。


今回もより専門的な内容となりましたが最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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プーラビダメンバーを含めた、すべての方に100%の生き方を。





佐藤様の情報載せておきますね🙋‍♂️

・ポルトゥウィン(株)でStepjobという医療・介護施設様に外国人人材をご紹介するお仕事をされています。

・東京で精神科専門の訪問看護ステーションで管理者をされていた。350名(依存症の方が10%)

・現在は精神科の利用者様含めて訪問看護ステーションがうまくいくようにコンサルティングも行なっている。


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